予習その① OECD Principles and Guidelines for Access to Research Data from Public Funding

学術情報基盤オープンフォーラム2015

にお邪魔することにしたので、予習せねばということで。
教材その①はこちら。

OECD Principles and Guidelines for Access to Research Data from Public Funding - OECD

2004年、経済協力開発機構(OECD)の科学技術担当閣僚級会合で、加盟30カ国+中国・イスラエル・ロシア・南アがDeclaration on Access to Research Data from Public Funding(公的資金による研究データへのアクセスに関する宣言)を採択した。
これを受けて、OECDが作成に着手、2007年に発表したのがこのガイドライン

構成は

ⅠObjectives 
ⅡScope and definitions
ⅢPrinciples

主な狙いは6つ。

①加盟国、さらにはそれ以外の国々の公的研究コミュニティにおいて、研究データの共有とオープン化を奨励すること。
②データアクセスと共有について、すぐれた実践の交換を振興すること。
③公的基金による研究データのアクセスと共有への制限や制約がもたらす潜在的なコストとベネフィットについて意識喚起をする。
④加盟国の科学政策や計画策定の際、データへのアクセスや共有に関する慣例や制限について検討する必要性を強調する。
⑤加盟国内で研究データのアクセスに関する取り決めを定めるための、手続きの原則について一般的な枠組みを定める。
⑥国際的な研究データ共有を進め、配信環境を改善する方法について加盟国に勧告する。
なるほどな、って思ったのは③。進めることで逆に浮き彫りになっていくわけですね。

問題点として挙げられているのは、

技術・制度と管理・財政と予算・法律や政策・文化と慣例

ここでの対象は、とにかく公的資金で行われた研究データであること。それ以外は対象外、と明言されている。具体的には、科学的研究のための実際的なデータ。数的データ、テキストの記録、画像や音声など。実験ノートや予備解析、論文の草稿、これからの研究計画、ピアレビュー、私信、実験動物のような「現物」は含まない。

このガイドラインを受けて、各国がどんな施策を打ち出すのか気になります。

読み終わって書き終わって気付いたけど、日本語訳あったわ・・・。

http://www.nii.ac.jp/irp/archive/translation/pdf/OECD_opendata.pdf

 場所はNiiの学術機関リポジトリ構築連携支援事業の翻訳資料のページ。

www.nii.ac.jp


押さえておくべき情報の宝庫だ・・・。